今シーズン初めてエビネが咲きました。例年どおり「新島パール」が一番早く咲きました。その他の品種も同時位に5~6鉢が開花しました。エビネ栽培を始めて50年近くになりますが、過去最悪の出来具合です。ニオイエビネをはじめニオイエビネの血が濃いコオズ系、昨年植え替えたものが、大不作です。考えられる原因は、第1に梅雨が短く、梅雨入り後1週間で猛暑になった天候の影響が大きいと感じています。第2にここ3年位、特に酷い猛暑が続いており、エビネ自体の体力が落ちていること、この傾向は自然種や交配種でも古い株で顕著になっており、幼苗は比較的元気です。特に海洋性の気候を好むニオイエビネは、夏の高温で太くて少ない根を失って活力が低下しています。第3に日頃の管理不足と鉢数過多の影響が考えられます。このため、開花の見込みのない株は、冬至芽からの発根前に植替えをしています。(現在120鉢程度完了)同一品種で数の多いもの、駄物等を道の駅産直市への出品を進め、鉢数の減少を図ることとしています。
一番最初に咲いた「新島パール」(コオズ系新島産自然種)

初花から2年目の丹頂×美ら海交配

こちらも初花から2年目の大白鳥×最後の丹頂交配

コオズ系倍数体交配の初花

期待の初花、神業交配(雪白濃赤舌丹頂を期待)

濃舌花は、不開花になる可能性が多いので、花が開くことを祈っています。