渡川の幻が少しづつ開いてきました。黒系のジエビネは、渡川の幻ほどでは無いにせよ、開きの悪いものが多いです。また、交配実生苗の中には、蕾は上がりますが、全く開花せず蕾のままで、終わってしまうものもあります。(廃棄するしかありません)
猿面系のエビネを紹介します。当地域も夏が暑いので、原種のサルメンエビネの栽培は、ほぼ困難です。それでは、無理して栽培するより、サルメンエビネの血を引いたエビネを自分で作れば良いと思い、30年程前に作出したのが、次に紹介するイシズチです。
観賞価値は、イマイチですが、見る機会も少なくなり、希少なものとして、自分の子どもの様に栽培し続けています。(その割には、ぞんざいな扱い。)