エビネの秋の肥培シーズンがやっと始まりました。彼岸を過ぎても、最高気温が32~35℃以上の日が続きエビネの植替えができる状況ではありませんでしたが、ここに来て、最高気温は30℃を超えていますが、朝晩の気温は25℃以下になって来ました。雨は全く降らない状況ですが、10月2日頃には雨が降る予報となっているので、思い切って、瓶出し・植替えを一昨日、昨日と行いました。
今回の5本の培養瓶(鹿児島のK園産)を含めて、今年も培養瓶10本以上の目標を達成しました。3年連続で10本以上を目標に培養瓶苗を購入してきましたが、今年で一区切りをつけて、来年からは少数精鋭で購入苗を厳選していきたいと思っています。(内情、今年の植え出し苗を来年1本植えにするにしても、もう棚に置くところがない状況です)
昨年瓶出しした苗も結構大きくなっていたので、植替えを焦っていましたが、置き場所が無いので、先ずは置き場の確保のため、古くからある株で観賞価値の低いもの、複数株保有の植替えを行っていない株を選別して、近所の知人の山に植えました。選別に結構時間が取られ、蘭舎を行ったり来たりして1日潰れて、植付けに4人で2時間かかりました。これで、棚の確保が出来ました。
異常な暑さの影響を心配していましたが、全般的に根の状態は良好で、冬至芽も結構大きく膨らんでいました。今後、培養瓶10本分以上の植替えをしないといけないので、大変ですが、来々春の開花を夢見て取り組んで行きます。