昨日、秋の植え替えシーズン2回目の培養土を作りました。以前は配合を色々変えて、ベストな物を探していましたが、5~6年位前から今の培養土の配合が栽培環境に合うので固定しています。本場九州以外では「赤ボラ土」の入手が困難なので、当地方で入手可能な「宮崎産ボラ土」と「硬質鹿沼土」をメインに様々な用土(コンポスト)をブレンドして作っています。「宮崎産ボラ土」は以前は安価で、16L袋が二百円台で入手可能でしたが、運送料の高騰で今は百円位値段が上昇しています。それでも、赤玉土より安く一番コスパの良い単品の用土です。「硬質鹿沼土」も価格が上昇し「宮崎産ボラ土」の倍以上の価格になっています。現在の自作している配合割合の培養土は、エビネ専用の培養土を購入するより遥かにコスパが良くて、栽培環境にマッチしています。

培養土に配合する単品の用土・コンポストは次のとおりです。なお、配合量は、メインの用土は袋単位、他のコンポストは土入れ等で適当な量を入れていますので、毎回、配合割合は微妙に違っていますが、気にしていません。
メインの硬質鹿沼土と宮崎産ボラ土小粒を1袋ごとネットにいれて洗浄し、微塵を抜いたものを使用します。


ニュージーランド産ランバーク2種類(特に前処理はしていない)



ベラボン(ヤシ殻を砕いたコンポスト)を水に浸漬した物を使用。



産直市で買った竹炭、大きいものは植付け段階で手で砕きます。


鉢底用の大粒ボラ土、軽石(日向土)よりも重量があって、鉢が安定し、何より安価です。

最後にマルチ用の生ミズゴケ

あと、植替え時の基肥として、マグアンプKと超発酵の油粕


以上です。なお、この培養土は、瓶出し苗の植え付けから成木の植え替え、バックバルブ吹かしまで、全てに使用し、品種やサイズごとに配合割合を変えた培養土は作っていません。大きなタライに1回の作成でKUポット40~45で100鉢以上は植えられます。