今回も丹頂からです。4~5年前に購入した「平和の光×エベレスト」です。2年前に2芽に分かれたため、初花が遅くなりました。初花から2本立で、紫紅色の舌の基部が白く抜けるエベレスト交配の典型の様な舌です。乳は入らない白い花弁ですが、花径は3.8cmと大きくはありませんでした。

次は、「ルージュ×時代」です。緑弁に紫色(ブルー?)の舌で、「時代」に似た配色ですが、花径は3.5cmと小さい花でした。花型は、まとまり良く癒し系の花です。また、花茎の伸びが良く成木になるのが、楽しみな花です。

最後に、ブルー舌や紫舌の出現を求めて、瓶苗、順化苗を購入していますが中々出てきません。エビネ情報誌にある様な、ブルー舌・紫舌の本物を見た事が無いので想像できません。銘品もカタログと実際に咲いた花を見て落胆することが多々あります。実物の色合いを画像で再現することも難しいことが多いです。特に、黒は赤ぽく、赤は薄ぺらな赤になりますし、青味、紫等は、再現が難しく、違った色合いになってしまいます。エビネの複雑な色合いは、どうしたら再現できるのでしょうか? カメラ?グラフィックに関わる半導体?撮影時の明るさ・光線、背景等々の条件を色々試しましたが、諦めました。一眼レフも止めました。今では、もっぱらスマホにしています。背景も煤竹の衝立にしました。次の花は、紫丹頂と言えるのでしょうか?花弁は白で、乳は入りません。

