エビネの瓶苗の植え出し

 昨日、今年2回目の瓶苗の植え出しをしました。まだ少し小さかったのですが、寒天培地が薄い赤茶色に変色してきたので、植え出しを決行しました。3週間前に今年最初の植え出しをして、順調に順化している様なので、今回も2瓶行いました。

植え出し予定の瓶苗 培地が薄赤茶色に変色

 植え出し手順は、まず瓶の蓋を開けて中に水を入れ、ピンセットで培地を崩し、適当に苗を引き出して寒天培地を水で綺麗に洗い流して少しづつ根をほぐし、1本づつにバラバラにして、3.5号ポットに3本づつ植え、肥料を置いて、ミズゴケでマルチをして灌水、それから防曇フィルムの袋に入れて、腰水を入れて、ホッチキスで袋の口を閉じて完了です。実際の画像を順にアップします。

 苗をバラバラにするのが一番時間がかかり、こんがらがった糸をほぐす様で大変です。特にニオイ系の交配や培地の組成によっては、根が固くくっつきあって切らない、折らない様にほぐすのが大変で、 1瓶に1時間近く掛かった事もあります。今回はとても容易でした。なお、基本的に1瓶に12本の苗が入っていますが、場合によっては、芽の出ていないプロトコームが入っている場合もあります。

 ポットへの植付けは完了ですが、次は順化のための作業です。

 ここからは、昨年、一昨年の植え出し苗の状況です。

 ここからは、交配苗の出蕾の状況です。

 これから続々と出蕾が始まります、どんな花が咲くか楽しみです。

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